導入前に用意するもの
- WordPress 6.0以上・PHP 7.4以上が動く、HTTPSで公開されたサイト。古いPHPの利用を推奨する意味ではありません。実行環境は保守されている版を選んでください。
- WordPressの管理者権限と、作業前のファイル・データベースのバックアップ。
- 自分のGoogleアカウントで発行したGemini APIキー。
- 公開できるサービス情報、問い合わせページ、プライバシーポリシー。
1.プラグインを受け取り、有効化する
無料ダウンロードフォームから申し込み、メールで届く7日間有効のURLで ai-chat-cloud-○.○.○.zip を保存します。ZIPは解凍しません。WordPressの「プラグイン → 新規追加 → プラグインのアップロード」から選び、「今すぐインストール → 有効化」を押します。
運営者用のChat Hubを設置する必要はありません。すでに旧版がある場合は、通常の更新か「アップロードしたもので現在のものを置き換える」を使います。
2.利用条件と送信先を確認する
「設定 → AI相談チャット」を開き、利用規約を確認してから同意してください。無料プランでは提供元が改善のために会話を保存します。外部通信が必要なため、REST APIや外向き通信を一律に止める設定がある場合は、接続先を確認して例外を設定します。
3.Gemini APIキーを設定する
Google AI StudioでAPIキーを作り、管理画面の「Gemini APIキー」へ入力します。キーはチャットや問い合わせ本文へ書かないでください。Google側の利用条件・課金・割り当て・予算アラートも確認してください。プラグイン利用料0円は、API利用料も常に0円になるという意味ではありません。
4.サイトの公開情報を書く
「AIが回答に使うサイト情報」の記入例を書き換えます。最初にサイトの役割、できること・できないこと、料金の確認先、問い合わせ方法を書いてください。無料プランでは最初の3,000文字までを使います。次の例は実際の情報へ置き換えてください。
サイト名:自社サイト名 どんなサイトか:提供するサービスと対象のお客様 対応できること:公開情報に基づく案内 料金:料金ページのURL。未掲載の金額は作らず問い合わせへ 主なページ:サービス紹介・料金・FAQの実在するURL お問い合わせ:自社の問い合わせページ 答え方:不明な情報や個別判断は運営者への確認を案内
原価・パスワード・顧客名簿・社内資料など、公開していない情報は入力しないでください。記事・固定ページは公開済みでパスワードがないものだけが案内の対象です。
5.表示・問い合わせ・保存を設定する
- 問い合わせボタン:自社のHTTPS URLを入れます。無料プランでも変更できます。
- プライバシーURL:送信先と保存について説明したページを指定します。
- 名前・色・アイコン:サイトに合うものに調整します。
- 慎重モード:健康・医療・お金・法律などを扱うサイトでは必ず確認します。
- 回数上限:サイト全体とIPごとに、運用に合う上限を設定します。
6.訪問者への説明とBOT対策を準備する
自社のプライバシーポリシーに、質問やページ内容が提供元経由でGemini APIへ送信されること、自社と提供元の保存範囲・期間、削除の相談先を記載します。無料・有料・慎重モードで扱いが異なるので、実際の設定に合わせてください。
Cloudflare Turnstileを使う場合は、そのサイト用のキーをCloudflareで発行し、サイトキーを設定画面へ、シークレットキーをサーバー設定へ入れます。キーの発行や設定をしなければTurnstileは有効になりません。詳細はCloudflare公式ガイドをご確認ください。
7.保存前プレビューと管理者テストで確認する
「保存前のチャット表示を確認」で名前・説明文・色を見ます。このプレビューではAIへ質問しません。実際の回答は「テスト相談を開く」で確認します。テストはAI利用回数に含まれますが、集計・学習候補・依頼通知から除外します。
- 料金・対応範囲・できない依頼について質問する。
- 記事や使い方ページを案内できるか確認する。
- 問い合わせ先・プライバシーのリンクを開く。
- 相談履歴と「集約サイトへの保存待ち」を確認する。
8.一般公開して、運用を始める
「一般の訪問者に公開する」をオンにして保存します。キャッシュがある場合は更新し、ログアウトした状態でも表示を確認してください。公開後も、情報変更に合わせてサイト情報・承認済みQ&Aを直します。公開後の運用手順へ進んでください。
表示されない・通信が失敗する場合は、FAQとトラブル対処もご確認ください。